
命術・卜術・相術・山術
金口訣・姓名判断・擇日方位・相術・祈願法(折符など)・紫微斗数・八字(四柱推命)・断易、梅花心易(外応法)
【金口訣】
金口訣とは、2,000年以上前、中国戦国時代の軍師、孫臏(そんぴん)が三式の六壬・奇門・太乙を融合して作られました。
人元、貴神、将神、地文の四位を立課し現在起こっている事、将来起こりうる事を見るものです。
実際の占例(結婚相手はどこにいますか?)
このような占断は、金口訣が得意とするものです。
乙未 戊寅 壬申 己酉 空亡戌亥
人元 乙 旺
貴神 丙午● 相
将神 丁未 死
地分 巳 相
乙丙丁は地三奇です。一目惚れの意味があります。貴神は用爻なので、結婚は六合を見ます。
午は未と合します。日の干支から、丁未を見ますと、旬の外にあります。
結婚相手は近くにいない、まだ会ったこともない人です。
用爻と貴合する未の方角に出会いがあります。
ただ、この方、結婚願望あるのですが、努力していなかった為、まずは、行動です。
と話した所、「そういえば、◯◯市に仲人やっている知り合いがいるんです」と言われ、そちらで話を進めることになりました。
その後、メールをもらい、今、結婚前提にお付き合いされている方がいるそうです。
自分の赤い糸の人、どこにいるのでしょうか。縁で運は変わってきます。
【姓名判断】
古来より中国では五音で判断します。五音起名と言い(宮・商・角・微・羽)の五音を用います。
画数による姓名判断は100年ほど前に日本で初められたもので、歴史は浅く画数のみで吉凶の判断は困難と断言できます。
もちろん、日本と中国では発音が全く異なっています。
五音には、例えば、あ音(積極性)。い音(感受性)。う音(努力家)。え音(研究家)。 お音(保守性)です。
人だけでなく、あらゆるネーミングは音で運が左右されます。どの五音に偏っているかで、その人の性格的傾向も変わってきます。
生まれて初めて耳にするのは、自分の名前ですから。
ひらがな、カタカナは避けた方が良いですし、読みにくい名前は困難さの象意です。低い音は気性が太く、高い音は感性が高いです。
例えば、低い音の名前は、Tのタロー、テツヤ、トオル、などはヤンチャが多く、
Rの、リョウタ、リュウマ、レイ、などはおしゃべり好き、AやSの、サトミ、シュウヤ、エミ、などは芸術好き、
Nのなつき、なおみ、などは優しさを与えます。
画数ではなく、読みやすく誰からも親しめる名付けが良いと考えます。
【擇日・方位】
どのような人にも、一生の間には、数少ないチャンスの時が訪れます。そんな時に、寝ているのは勿体ないです。
玄空大卦擇日法や烏兎擇日法など多くの擇日法がありますが、本来はシンプルで陰陽五行で判断していきます。
擇日はチャンスの時期を前もって知り、会社設立や引っ越しの時期、方位など、吉日を選び大きく飛躍してください。
方位は内藤文穏氏の周易遁甲を用いても良いのですが、周易遁甲はあくまで後天の方位術で、先天ではありません。また玄空大卦も伝えられてきませんでした。
【相術】(家に飾られていた画の例)
どちらの絵が開運に結びつくか分かりますでしょうか。
当たり前のことを当たり前にできる事が、風水、開運の基本です。
この絵の特徴は、船に水が描かれているかどうかです。
船は水に乗って進んでいきます。水が描かれていない「宝船」は進めず
止まってしまっています。「宝」を運んできて来れません。
人の深い意識です。無意識に止まっている絵を毎日認識しているのと、
水が描かれ、今にも「宝」を運んできて来れそうな絵では結果が
異なってきます。これが「相術」の基本になります。
他にも、人相など相術全般を見ていきます。
【祈願法・折符・言霊(真言)】
額縁の中の和紙は、魯班尺で陰陽、吉の長さで合わせ、230mm×165mmで折ってあります。
中の折符は、『諸願成就符』です。折っていく方法も、陰陽を合わせた折り方です。
折符に書かれた文字は古代の「阿比留草文字(あひるくさもじ)」です。
折符は、他にも、『心願成就符』『和合符』『除災符』『金銭符』などなど霊符が存在しています。
言霊は、これは効いたと言うものをお伝えしています。
また、効果的と言うものの一つに、甲戊庚の「天三奇の法」などありますので、
お伝えできればと思っています。
【紫微斗数・八字(四柱推命)】
紫微斗数は、陳希夷が創始したと伝えられる推命術です。今では日本の多くの方がご存知だと思いますが、
日本では鮑黎明氏が広められました。30年程前、鮑氏が存命の頃、石神井公園で私が学んだ欽天派、占験派、飛星派など、
流派にとらわれない紫微斗数をお伝えしています。
こちらは紫微斗数の命盤です。
紫微星は天帝です。紫微星が入った宮を守ってくれますので、この命盤の方は田宅宮(家庭環境)を
守護してくれます。また、紫微星から飛ばした四化が、本来のこの方の傾向になりますし、
四化と星や宮との相性もあります。我宮と他宮の違いも様々な流派の考えがあり、
大限と小限が同宮した年には、大きな変動運が訪れます。
八字(四柱推命)においても大限が切り替わる年は、特に大きな変化となりますので
大凡の運気の流れを掴むことが、大難を小難に、小難を無難に過ごすこととなります。
こちらは八字の命です。
丙午年 庚寅月 庚子日 丙子時 (辰巳空亡)生まれ
胎元:辛巳 命宮:辛卯 身宮:辛卯
通常の四柱推命は、年月日時の四柱ですが、古来から伝わっている八字は、七柱とも言われています。
また、池本正玄先生の根本的な暦にメスを入れた皇帝歴(※ 現在の暦は決して、甲子年 甲子月 甲子日 甲子時 はあり得ません)
それは何故か、それは暦が古代中国で操作されていたからで、実際に古代敦煌では、甲子が並ぶ暦が発見されています)
この池本正玄先生の四柱推命も更に研究していくべきだと私は考えています。
上記の七柱を使った推命で判断すると、胎元が空亡です。
胎元空亡の人は生まれつき身体が弱く、強い心身を築く事を目標にすべき方です。丁亥の大限から剋と冲破を受け、
流年に冲破された亥年に大病を患いました。
主に胎元は、健康運、命宮は仕事、事業運、身宮は財運を見ていきます。
【断易、梅花心易(外応法)】
断易とは易卦を出し六つの爻に十二支を納支し、生剋関係などによって判断する卜術です。
主に、通常の断易もお伝えしていますが、更に日本に伝わらなかった扶抑法もお伝えできればと思います。
梅花心易とは、現象を見て、それを八卦に変えて判断するものです。
例えば、客人が来て赤い服に黒いスカートを履いた女性が訪れたら、火水未済の卦を立て判断する様なものです。
易占の奥伝の一つに「外応」(がいおう)と言うものがあります。「外応」とは、自分に起こっていることは、他でも同様のことが起こっているし、同様のことが起こりうる(相似象)と言うことです。
実際に私が外応を使った例です。
ある日、「他県の仕事の試験受けたが、受かっているか占って欲しい」という方が来られました。
課を立てようとした時、その女性の携帯電話に着信があり、カバンから携帯電話を取り出し、
少し話されて、「すみません」と言って携帯電話をカバンに戻しました。
わたしは課を立てるまでもなく、試験は残念な結果になり、今の職場で収まるはずと確信しました。
その時、わたしには「住みません」と心に響いてきたからです。
今、まさに携帯電話が鳴った事・・・その方がカバンから取り出し、また元の場所に戻した事・・・。
普段なら見逃すような事ですが、毎日の生活に「外応」を取り入れ、何らかの因果関係を
そこから見つけ出す事を見つめれば必ず外応は身についてきます。
ありのままに自分を見つめる。周囲の状況もありのままに見つめていけれる。透明な心こそ、外応には必要な事だと考えます。



